ものとこころの環境整備
珈琲庵 CAFE
2020年07月04日
神戸元町の大丸を南へ下がったところに、
「珈琲庵」というお店がありました。
珈琲専門店だけあって、
価格は高め。
一杯¥1,000超えの珈琲もありました。
また、
マスターが愛想が良いとはいえず、
はっきり言って愛想はない
昭和喫茶店だから、
タバコの臭いもします。。。
が、
しかし、
なぜか居心地良く
そして、コーヒーは勿論のこと、
他の飲み物もとても美味しいのでした。
ココアもおススメでした
なんで、過去形になっているかというと、
先日久しぶりに訪れたところ、
「休日なのに、閉まっている?」
嫌な予感がしました。。。
そう、
閉店していたのです
Google Map でみると、
自粛の頃、5月に閉店したようです。。。
ううっつ
この「昭和喫茶店」シリーズにも載せたいような、
載せたくないような。
店はあってほしいけど、
変に流行ったりしてほしくない、
(流行らんとは思う。。。)
という個人的な希望(?)で、
あまり大々的に言わんとこ、
とわがまま思ってました。
それやのに、
なんで?
マスターが愛想なくて、
とても話しかける雰囲気じゃあなかったので、
聞いていないのですが、
(聞いとけばよかった。。。)
震災前にも同じ場所で営業されていたんだと思います。
私がまだ元町で働いていた頃、
同じ場所に、
タバコがもうもうとしている喫茶店があり、
会社のおじさんたちに連れられて
行った記憶があります。
タバコがもうもう
(当時はこんなん当たり前の時代だった)
としていたので、
入った瞬間、うわーと思いました
おじさんたちは、
コーヒー飲みながら、
タバコも吸えるし、
いうことなしだったんでしょうね。
そこで、
愛想の無い(何回も言わんでも)
マスターに、
夏だったので、
「アイスコーヒー」を
注文しました。
すると、
程なくしてアイスコーヒーが来るじゃないですか、
普通は。
(普通じゃなくても)
氷だけが入ったグラスを
例のマスターが持ってきました。
そして、おもむろに
コーヒーポットから
熱いコーヒーを
そのグラスに注いだんですね
そういうアイスコーヒーの入れ方をするお店は
他にもあったと思うけど、
今でも覚えているくらい衝撃的でした
熱いコーヒーから、
コーヒーの香りがたちました。
映像と香りのダブルパンチ。
しかもマスターは終始無言。
「どうぞ」くらいは言ったかもしれないけど。
多分、無言で去っていったと思う。
その時の
連れて行ってくれたおじさんたちの会話はほとんど覚えていません。
(すみません)
その後、
私はその元町の職場を辞め、
元町へ行くのはお休みの時くらいになり、
なんせタバコがもうもうだったので、
その店へは自分から行くことはありませんでした。
そして、
震災もあり、
その店のこともすっかり忘れていたのですが、
たまたま前を通っていた時に、
「このあたりに、
タバコがもうもう(そこ!)だったけど、
アイスコーヒーが美味しい店あったよな」
と思い出しました。
お店の名前は、憶えてなかったんですね。
で、ふと見たら、
昔のイメージとは違うけど、
同じ場所に喫茶店?
ということで、
アイスコーヒーを頼んだのですが、
そうでした!
これでした!
店、綺麗になってあるやん!
おそらくですが、
震災で前の店はつぶれてしまったので、
綺麗になったんでしょうね(聞いていない。。。)
そんなこんなで、
それからちょくちょく行くようになり、
コーヒー豆も買うようになったので、
マスターが顔を覚えてくれているようでした。
(その内、会話もできるかなーなんて)
それなのに、
閉店なんて!
最近の私は、
夏でも冬でも暖かい飲み物しか飲まないので、
アイスコーヒーはお休み(?)していたのです。
こんなことなら、
アイスコーヒー、何杯も飲んどきゃ良かった!
震災でも復活(だと思う)してたし、
あのこだわりの強そうなマスターがあれで終わる訳ない、
と勝手に思っていますが、
どこかで復活(場所はやっぱりあそこ?)
するだろう、という思いを込めて、
記事を書くことにしました。
珈琲庵さん
復活待ってます
(マジで待ってるやん、
いやほんま)
最後までお読み頂き有難うございます。
Posted by ものとこころの環境整備
マスターより