ものとこころの環境整備
古典屋珈琲店 隠れ家のような
2020年01月11日
神社巡りをしていた合間に、
住宅街の中に喫茶店を見つけました。
入口の植木の繁り具合が
ヤバいくらい繁っていて、
営業しているのか?
と思いつつドアの取っ手を持つと、
開きました。
中に入ると、
更に植木やら、
時計やら、本がそこら中にあります。
カウンターに座りましたが、
カウンターの上も本や雑誌でいっぱいです。
(最初の写真)
たまに、こういう店があるのですが、
本の上に埃が溜まっていて、
とてもじゃないが触れない。
しかし、
ここはこんなに物がたくさんるのに、
埃がほとんど溜まっていない。
ということは、
小まめに掃除がされているということ。
カウンターの上に並んでいる本から、
一冊抜き取ってみました。
懐かしいような絵本でした。
本を見ている間、
マスターが珈琲を用意しているのか、
カウンターの向こう
本の間から、ちらちら人影が動いています。
姿は本で見えません。
気配を感じるだけです。
珈琲は注文を聞いてから、
豆を挽くそうで、
なかなか出てきません。
待っている時間が退屈なんてしないくらい、
とても落ち着いた時間です。
懐かしいところに帰ってきたような不思議な感覚。
珈琲と一緒に手作りケーキも頂いて、
ゆっくりと時間が過ぎていきます。
帰りたくなくなってきました。
珈琲が美味しいお店、
お菓子が美味しいお店、
おしゃれなお店、
気配りができて感じがいいお店、
他にもあります。
ここは、何か違う。
何も邪魔されない。
誰も話しかけてこない。
他のお客さんの声も聞こえてくるけれど、
全然気にならない。
また来たい、と本当に思いました。
環境整備の整理なら、
不要なものは処分します。
きっと全部必要なものなんでしょう。
だって、こんなにこだわりの本がたくさんあるのに、
綺麗に掃除されているのです。
環境整備は物をどんどん捨てることではない。
私にとって、あなたにとって、不要なものは捨てるけれど、
本当に必要なものは大切にするのです。
私にとって、あなたにとって、必要なものは違うもの。
最後までお読み頂き有難うございます。
Posted by ものとこころの環境整備