ものとこころの環境整備
大河ドラマ感ある朝ドラ ―カムカムエヴリバディ―
2022年04月07日
朝ドラは、時計替わりなんて
大変失礼なことを言っていました
半分そう、半分は違う。
ところが、
今回の「カムカムエヴリバディ」は、完全にはまってしまいました。
初めての女性3代というキャッチコピーで始まったと思います。
「そうなの」くらいの感想でしたが、
放送回を観るにつけ、
先代?先々代?のドラマが何層にもなって、
進行している「今」のドラマが深くなっていきます。
途中で、これはもう大河ドラマと言えるかもしれない、
と思いました。
また、音楽の使い方が、
当時の流行曲を効果的に使われていて、
過去へ何度もタイムスリップしました。
特に、私が印象に残ったのは、
南こうせつさんの「夢一夜」
数十年前の記憶へ戻りました。
電車が去って行く(去って行ったと思う)シーンとのシンクロが、
昔のフォークソングの世界観でした。。。
いろいろ金言ともいうべきセリフがちりばめられていましたが、
それは各自で気になるセリフを思い浮かべて頂くとして、
神回といわれる放送回もありました。
私が印象に残っているシーンの中の一つは、
二番目のヒロイン「るい」が「ジョー」と別れてから、
「ジョー」が別れを告げた本当の理由を知ってからのシーン。
「るい」が働いているクリーニング店からのシーンに、
セリフはなく、
映像と音楽だけで、
観ている私たちに登場人物の思いを伝えてきました。
当り前みたいなセリフが無いことで、
逆に想像力をかきたてられ、
クライマックスへと流れていきましたね。
さて、語りたいところはまだまだありますが、
それはそれぞれ違うものだし、
一人ひとりこころの中に留めておきましょう。
いよいよ明日が最終回。
週末からのカムカムロスは間違いないでしょうね。。。
Posted by ものとこころの環境整備