ものとこころの環境整備
懐かしい、、アダムス・ファミリーの世界
2020年03月26日
「アダムス・ファミリー」という1991年の映画の話をします。
ある一定の年齢以上の方ならきっとご存じの映画です。
嫌いな人も、興味の無い人もいるかもしれませんが、
まあ、お話だけでも聞いてください
映画を観たことがなくても、
映画のあのフレーズは知ってると思うんだけど。
車のCMに使われていたこともありました。
そうそう、
黒づくめの服を着ている人たちが出ていた、
あれですよ。
私が観たきっかけも、
なんかしょうもなさそう(ごめんなさい)
と思っていたのですが、
長い飛行時間の飛行機に乗っていた時のこと。
飛行機 の中で観たのがきっかけでした。
初めて観た感想、
なんかもうバカバカしくて
なんじゃこりゃ、という感じでした。
あれから、
30年近く経って
自分の子どもたちと観たら、
バカバカしくて面白かろう、
と思った訳です。
ていうか、
ハマるかも と思ったのはたしか。
さて、
観てみて、
ほんまバカバカしかったです
しかし、
前に(30年前 )観た時には
気づかなかったことに、
気づきました。
アダムス・ファミリーというのは、
そのままアダムスさん一家の話なんですが、
この一家はゴシック様式の家族で、
家も人もなんか陰鬱な雰囲気が漂っています。。。
勿論、近所でも(すごい豪邸に住んでいるが)浮いている。
また子どもたちも学校では浮いてるというか、
完全に孤立している。
が、この家族は全くそんなことにはめげず、
自分たちの好きなもの、快適なものに徹底している。
2(なんと人気だったので、2まで作られた)では、
子どもたちが騙されて(!)キャンプに行くことになるのですが、
そこでも差別というか、いろいろ受けるのですが、
そんなことも跳ね返す
ステレオタイプの
ブロンド、青い目の人たちから見たら、
少数民族的な人たち、
それを差別するステレオタイプの方が、
よっぽどおかしいじゃないか、
と思ったのです。
みんな同じようじゃないといけないとか、
ほんま面倒くさい、
と私は思いました。
バカバカしいと思った映画の中に、
気づきをもらいました。
そして、アダムス一家は、
回りからみたら、変人かもしれないけど、
すごく家族思いの家族だったのです。
ステレオタイプの家族の方が
問題あり、なんてすごい風刺だなときづいたのです。
自分の好きなように、
生きてみることがどんなに素敵なことか。
ほんと、久々に笑ってみようかな、
と思った方、
是非観てください。
ちなみに、もともとはコミックからできたお話だそうで、
あのティム・バートンさんも影響を受けたそうです。
最後までお読み頂き有難うございます。
Posted by ものとこころの環境整備