ものとこころの環境整備

麒麟がくるロス?

2021年02月14日

麒麟がくるロス?


2020年の大河ドラマが

年を越して最終回でした。


戦国時代といえばと

出てくる3人ではなく、

あまり主人公としては描かれることのない

明智光秀が主人公でした。


謎が多いというように言われていますが、

今から約500年前のこと

人の記憶に頼るには難しい年月のように思います。

何かの記録が残っていたとしても、

それも本当のことなのか、

恣意的に変えて記録されていたとしたら、

誰がどうやって確かめることができるでしょうか。


さて、確かなと思われる史実が少ないことから、

前半生はともかく、

本能寺の変についても

その動機はいろいろと言われていますが、

本人が書き残している訳でもないので、

これが確かな動機と言えるものはないのです。


また、本能寺の変の後、

どういう風に亡くなったのかも諸説があるようで、

日本史によくある生存説(どこかで名前を変えて生きていたという説)もあり、

今回のドラマの最後は如何様にも取れるようなラストでした。


天下統一という名目の自分が1番になるという、

権力の奪い合いがあの後からも続いて行くのですが、

滅んだはずの血脈が残っているのも意外に知られていない。

織田氏の子孫は徳川氏に、

明智氏の子孫は細川氏に、

などなど。


しかし、

今からたかだか500年前の日本は、

世界中から見ても、

戦争多発地帯でした。

戦国大名はそれでいいでしょうが、

私たちの祖先からしたら

大変な迷惑どころか、

下手したら命を失くして、

子孫である私たちが存在できていません。

そのような戦乱を生き抜いて、

私たちに命を繋いでくれているということは、

凄いことなんだなと思います。


そのような戦乱の時代を生きた人たちは、

今の私たちとは生き方も

考え方も今とは違うでしょう。

生とすぐ近くにあるかもしれない死。

生きる覚悟が今とは格段に。


歴史に名を残しても

残さなくても、

その時を精一杯に生きたのだ。


タイトルバックに流れるこのシーンがなんとなく気になっていました。

麒麟がくるロス?

また、ジョン・グラムさんの音楽も良かったですよね。


最後までおよみ頂き有難うございます。



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プロフィール
KANKYOUSEIBILOVE・KAZUMI
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神戸生まれの神戸育ち。
二十数年前から図らずも明石市在住になるも、
神戸れられません。
ものの環境整備から、こころの環境整備まで、徒然に書いていきたいと思います。
そして、趣味の神社仏閣めぐりのことなど。