ものとこころの環境整備
パーフェクトデイズ ~~トイレ掃除~~
2024年10月16日
少し前に映画「パーフェクトデイズ」を観ました。
(投稿を忘れていたので、もはや少し前でなくなっています。。。)
感想が今頃なんですが、
それだけ、あとひく映画だったということで
ご了承ください
観られた方もおられると思うので、
今更とは思いますが、
簡単に説明すると、
役所広司さん扮する清掃員が
公衆トイレを清掃していく日常と、
たまに見える人間模様が描かれています。
個人的な話になりますが、
私は自宅の1階と2階、
それと仕事場のトイレの3個を清掃しています。
仕事場は最低1回/日、
自宅は汚れたらその都度。
一度、自宅トイレ清掃を家族の当番制にしようとしましたが、
協力者がおらず、挫折
家族の誰かがやってくれないことにストレスが発生してしまいました。
そんなことらなら、自分が清掃したら、それでいいと判断。
1回/日と決めた時は、清掃後に汚れるということが結構あり、
1回と決めたことに縛られてしまうことに気づき、
「汚れたらその都度」というルールに変更。
ここまで来たら、
もはやルールとは言えないのかもしれない。。。
あるとしたら、「汚れる場所だから、綺麗にする」でしょうか。
ということで、
トイレ掃除というテーマのこの映画に大変興味がわいたのです。
トイレ清掃の話が長くなってしまいましたが、
きっかけはそういうことであったのです。
さて、映画の話ですが、
話の詳細は絶対に観てもらって
自分で感じた方が絶対いいです。
感じ方は、人によっていろいろでしょう。
主人公である役所広司さんについて、
「なぜトイレ掃除をしているのか」
「家族は」
とかの説明が全くないまま進んでいき、
すこしづついろいろなことが
なぞときをしているかのように
わかっていきます。
私が一番印象に残っているのが、
毎朝トイレ清掃にいく主人公が
玄関を開けて
晴れでも雨でも空を見上げる
表情が映し出されます。
その時、顔だけが写し出される。
昔
「パリ、テキサス」
「ベルリン・天使の詩」
も観ましたが、
監督はヴェンダースというドイツ人の監督
出てくる人も景色も日本なのに
透明感のある日本の景色。
清掃に行く車の姿でさえ。
Posted by ものとこころの環境整備