ものとこころの環境整備
究極の介護って。。。?
2020年01月14日
よく、子どもに下の世話はして欲しく無いなあ、
と言っていたりしますよね。
私の両親もそう言っていました。
汚いことは誰でもしたいことではない。
育児経験があると、
まだ多少抵抗がない、とも言います。
自分がどう思うか、
その時が来たらどうなのか、
自分でもよくわかりませんでした。
実際に、その時はあっさりと来ました。
そして、意外にも大した抵抗もなく出来たのでした。
全然、嫌とかではなく、
普通のことのように。
ただ、私にしてもらうことが、
親は嫌ではないのだろうか、と思いましたが、
幸いなことに、父は私が娘ということがよくわかっていないようで、
「こんなに綺麗にしてもらって、有難う」ととても喜んでくれました。
多分、ヘルパーか何かだと思っているんだろうから、
私もなんでもいいや、ヘルパーでもなんでも、
と思うことにしたのです。
しばらくして、そんなことは忘れていた頃、
お風呂上がりに息子が私の髪の毛を乾かしてくれることがありました。
美容師でもないのに
それも結構な間隔で。
申し訳ないような、
気持ちの良いような、
息子の手がとても優しく、
なにか幸せな気持ちになりました。
もしかして、
子どもの面倒には、なんて言っていたけど、
実は、子どもの世話になることは究極の喜びだったのかも、
なんて思ってしまいました。
私がした介護なんて、
ほんの一瞬のようなものだったと思うけれども。
最後までお読み頂き有難うございます。
Posted by ものとこころの環境整備