ものとこころの環境整備
ひっそりとお花見
2020年04月09日
緊急事態宣言が発令される前の週末、
人が少ない、
公園ではなく、
桜が咲いているというだけの
川べりへ行って来ました。
あいにくその日は、
風も少しあり、
肌寒くもありました。
お弁当が食べたいという
相方の希望を叶えるべく、
早朝から弁当作りをしました。
相方は終始、
「夢が叶った」
とのたまい、
私は心の中で、
「そんな夢でええんか?」
と思っていました。
お酒ではなく、
お茶とお弁当だけのお花見
時々、冷たい風が吹いて、
シートをはためかせたり、
桜の花びらを飛ばそうとします。
空も高く、
どこまでも青いような空です。
私たちの存在のなんと小さいこと。
そして、ささやかな夢。
大いなる力の前では、
私たちはなんて無力なのでしょうか。
家に家族でいることを奨励され、
外食や旅行に行かないことを求められています。
私は、
これはラストチャンスなのでは、
と思うのです。
家族がバラバラで、
どこかへ行くのではなく、
社会の最小単位である
家族を再認識するということ。
大切なものが何なのか、
ということに気づくこと。
それは、
物で満たされるということではないということ。
欲望と夢は違うということ。
今日はもう桜が散り始めているでしょう。
最後までお読み頂き有難うございます。
Posted by ものとこころの環境整備